見え初む(読み)みえそむ

精選版 日本国語大辞典 「見え初む」の意味・読み・例文・類語

みえ‐そ・む【見初】

  1. 〘 自動詞 マ行下二段活用 〙
  2. ① 見えはじめる。見えだす。
    1. [初出の実例]「風はやみ雲の一むら峯こえて山みえそむる夕立の跡〈伏見院〉」(出典:玉葉和歌集(1312)夏・四一三)
  3. ② 夫婦として逢い始める。また、初めて夫として逢う。
    1. [初出の実例]「いかにも女はみえそめぬる人にわすらるるをときくばかり、いみじき事なし」(出典:とりかへばや物語(12C後)中)
  4. ③ 心にかけはじめる。恋い慕いはじめる。
    1. [初出の実例]「唐崎の明神にみえそめられ参らせ給ひて」(出典:義経記(室町中か)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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