見るべきほどのことは見つ(読み)みるべきほどのことはみつ

故事成語を知る辞典 の解説

見るべきほどのことは見つ

自分の人生で、味わわなければならないものはすべて味わい尽くしたという、突き詰めた心境を表すことば。

[由来] 「平家物語―一一」に出て来る、平安時代武将たいらのとももりセリフから。一一八五年の壇ノ浦戦いの際、平家一門の人々が死んでいくのを見届けた知盛は、「見るべきほどのことは見つ、今は自害せん」と言って、家臣と二人で海の底へと沈んでいったということです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む