見徹(読み)けんてつ

精選版 日本国語大辞典 「見徹」の意味・読み・例文・類語

けん‐てつ【見徹】

  1. 〘 名詞 〙 目で見て物事の奥底に達すること。見て悟ること。
    1. [初出の実例]「究弁するに、たれか片々なりと見徹するあらん」(出典:正法眼蔵(1231‐53)一顆明珠)
    2. 「彼れは一草一木を見て、直ちに実在の奥秘に見徹すべし」(出典:病間録(1901‐05)〈綱島梁川〉驚異と宗教)
    3. [その他の文献]〔賈島‐贈翰林〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む