デジタル大辞泉 「翰林」の意味・読み・例文・類語 かん‐りん【×翰林】 1 《「翰」は筆の意》学者、文人の仲間。2 「翰林院」「翰林学士」の略。[類語](1)仲間・同輩・朋輩ほうばい・同僚・同志・同人・友・メート・同士・常連・一味・一派・徒党・味方・盟友・同腹・相手・友達・友人・ペンフレンド・ペンパル・朋友・友垣・酒徒・茶飲み友達・ルームメート・畏友・知友・知音・親友・心友・仲良し・良友・悪友・戦友・校友・同窓生・学友・同級生・級友・クラスメート・同窓・同期・同期生・同期の桜・社友・僚友・寮友・政友・詩友・亡友 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「翰林」の意味・読み・例文・類語 かん‐りん【翰林】 〘 名詞 〙 ( 「翰」は筆。文筆の集まっているところの意から )① 学者の仲間。文人の仲間。[初出の実例]「高看鶴出二新雲路一、遠妬花開二旧翰林一」(出典:菅家文草(900頃)二・裴大使留別之什)「当時の我が翰林の名士は元より」(出典:読書放浪(1933)〈内田魯庵〉銀座と築地の憶出)[その他の文献]〔白居易‐八月十五夜禁中独直対月億元九詩〕② 「かんりんいん(翰林院)①」の略。[初出の実例]「台山禅侶二十口。翰林書生二十人」(出典:本朝文粋(1060頃)一〇・聚沙為仏塔詩序〈慶滋保胤〉)③ 「かんりんいん(翰林院)②」の略。[初出の実例]「幹林懐レ古遇二樽盈一。銀艾紛々珮響清」(出典:扶桑集(995‐999頃)九・冬日於文章院懐旧招飲〈大江朝綱〉)④ 「かんりんがくし(翰林学士)①」の略。[初出の実例]「又、姚文公翰林になりて、旨を承りて玉堂に宴をもふけられしに」(出典:随筆・独寝(1724頃)上)⑤ 「かんりんがくし(翰林学士)②」の略。[初出の実例]「兼二翰林一之後与二門生一談話」(出典:江吏部集(1010‐11頃)中) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例