精選版 日本国語大辞典 「見程」の意味・読み・例文・類語
みる【見】 程(ほど)
- ① 見ているうち。まのあたり。
- [初出の実例]「みるほどだに、かかり、まして、いかに荒れゆかんとおぼすに」(出典:源氏物語(1001‐14頃)須磨)
- ② 見れば見るほど。
- [初出の実例]「人の目に立ぬやうにこしらえて、みるほどうつくしき風情也」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)二)
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...