見継ぎ(読み)ミツギ

デジタル大辞泉 「見継ぎ」の意味・読み・例文・類語

み‐つぎ【見継ぎ】

助勢援助をすること。特に、経済的な援助をすること。仕送りすること。
「母が方へ―を頼めば」〈浄・五人兄弟〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見継ぎ」の意味・読み・例文・類語

み‐つぎ【見継・見次】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 助勢すること。援助すること。
    1. [初出の実例]「若見継之輩出来者、准悪党永可放庄内之由」(出典高野山文書‐正平一七年(1362)八月一〇日・学侶小集会評定置文)
  3. ( 「貢」とも書く ) 特に、経済的な援助をすること。
    1. [初出の実例]「国のとっ様・かか様が浪人でなければ、こなさま達へみつぎの筈」(出典:浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android