助勢(読み)ジョセイ

デジタル大辞泉 「助勢」の意味・読み・例文・類語

じょ‐せい【助勢】

[名](スル)力を添えて援助すること。また、その人。加勢。「弱いほうに助勢する」
[類語]助力助けるける手伝う手助け助力幇助ほうじょ加勢助太刀すけだち力添え協力援助応援支援後押しり立てるバックアップフォロー力を貸す手を貸す肩を貸す犬馬の労一肌脱ぐ片肌脱ぐ肩を持つ与する補助補佐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「助勢」の意味・読み・例文・類語

じょ‐せい【助勢】

〘名〙 手助けし、力を添えること。助力。加勢。すけだち。
太閤記(1625)二一「軍に助勢有、棊に助言あり、国に賢輔あり」
吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五「車屋の黒如きものを助勢に頼んでくるのも」
大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉一三「その野呂のもの好きに助勢するのは、相も変らぬお米だった」

すけ‐ぜい【助勢】

〘名〙 救援軍勢援軍。加勢。じょせい。〔易林本節用集(1597)〕

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