視床下部ホルモン

栄養・生化学辞典 「視床下部ホルモン」の解説

視床下部ホルモン

 視床下部神経終末から下垂体へ至る静脈(下垂体門脈)へ分泌されるホルモン総称で,副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン成長ホルモン放出ホルモンプロラクチン分泌抑制因子などがある.いずれもペプチドホルモン

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の視床下部ホルモンの言及

【視床下部】より

…以上のように視床下部は生命現象の長期的遂行のための重要な統合的機能を行っている。間脳【川村 祥介】
[視床下部ホルモン]
 間脳で産生され,脳下垂体門脈と呼ばれる血管を通って脳下垂体前葉に運ばれて,脳下垂体前葉ホルモンの分泌調節にあずかるペプチドホルモンの総称。脳下垂体後葉ホルモンであるバソプレシンとオキシトシンも視床下部で産生されるので,広義には視床下部ホルモンに含まれる。…

【ホルモン】より

…ここではヒトも含めて脊椎動物における主要なホルモンについて述べる。
[脊椎動物のおもなホルモン]
 (1)視床下部ホルモン 視床下部では腺下垂体からのホルモンの放出を促進したり,抑制したりするホルモンを生産する。これらのホルモンには,黄体形成ホルモン放出ホルモン(略号LHRH。…

※「視床下部ホルモン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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