覚め際(読み)さめぎわ

精選版 日本国語大辞典 「覚め際」の意味・読み・例文・類語

さめ‐ぎわ‥ぎは【覚際・醒際】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 眠りや夢からさめるまぎわ。さめぐち。
    1. [初出の実例]「荘子が蝶の夢といふ世に義理や誠は邪魔くさし覚(サ)め際(ギハ)まではと引しむる利慾の心の斗量(はかり)には」(出典:別れ霜(1892)〈樋口一葉〉一)
  3. 酒の酔いからさめるまぎわ。
    1. [初出の実例]「かはらざる世を退屈もせずに過〈荷兮〉 また泣出す酒のさめぎは〈越人〉」(出典:俳諧・ひさご(1690))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む