覚束な(読み)おぼつかな

精選版 日本国語大辞典 「覚束な」の意味・読み・例文・類語

おぼつか‐な【覚束な】

  1. ( 形容詞「おぼつかなし」の語幹 ) はっきりしないこと。また、そのため気がかりなこと。
    1. [初出の実例]「おぼつかな秋来るごとに蘭(ふぢばかま)たがためにとか露の染むらむ」(出典:左大臣時平歌合(905‐908))
    2. 「不思議やな、誰とも知らぬ僧形の、深更に及んでわれを訪ふ、その名はいかにおぼつかな」(出典:大観本謡曲・土蜘蛛(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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