親者人(読み)オヤジャヒト

デジタル大辞泉 「親者人」の意味・読み・例文・類語

おやじゃ‐ひと〔おやぢや‐〕【親者人】

《親である人の意。「者」は当て字》親。おやじゃもの。
「してして―はなんとしてゐらるるぞ」〈虎明狂・武悪

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「親者人」の意味・読み・例文・類語

おやじゃ‐ひとおやぢゃ‥【親者ジャ人】

  1. 〘 名詞 〙 ( 親である人の意。「者」はあて字 ) 親に当たる人。親。おやびと。親者者(おやじゃもの)
    1. [初出の実例]「おやじゃ人のあづかられたに」(出典:虎明本狂言・柑子俵(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android