精選版 日本国語大辞典 「親腹よしの子腹知らず」の意味・読み・例文・類語 おや【親】 腹(はら)よしの子腹(こはら)知(し)らず 自分が空腹を感じないときは、親でも子が空腹になっているのに気がつかない。主腹よければ下司(げす)腹知らず。[初出の実例]「ひもじかろひもじかろ。けふは朝から兄弟共に何にもしんぜなんだ。それにわしが此、ほしうないによって、親腹よしの子腹しらずじゃ」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例