親馬鹿(読み)オヤバカ

デジタル大辞泉 「親馬鹿」の意味・読み・例文・類語

おや‐ばか【親馬鹿】

わが子かわいさのあまり、子供の的確な評価ができないで、他人から見ると愚かに思える行動をすること。また、その親。

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精選版 日本国語大辞典 「親馬鹿」の意味・読み・例文・類語

おや‐ばか【親馬鹿】

  1. 〘 名詞 〙 わが子を愛するあまり、子を実質以上に評価したり、子のために他人から愚かに見える行動をしたりすること。また、その親。
    1. [初出の実例]「子の言ふ事を聞入れるは親馬鹿と言ふもの」(出典:浄瑠璃・鬼一法眼三略巻(1731)三)

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