角五郎丁(読み)つのごろうちよう

日本歴史地名大系 「角五郎丁」の解説

角五郎丁
つのごろうちよう

[現在地名]仙台市八幡はちまん三丁目・角五郎一―二丁目

よどみ町の北東方に割られた侍屋敷を中心とする町。南を広瀬川が東流し、東方で大きく曲折する。「仙台鹿の子」によると、地形が角のように曲り細くなっているので町名があるとは虚説で、古く角五郎という田夫が住したゆえという。正保仙台城絵図に侍屋敷のほかその南東に職人屋敷がみえるが、元禄城下絵図では同地が旗本足軽屋敷となっている。安永六年(一七七七)の申合達書留(「仙台市史」所収)によると、さかな町を中心とする五十集問屋仲間は、当町などの木場からの流し木運方の駄賃銭を大手見付の肴蔵に納めていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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