角水を突く(読み)スミズヲツク

デジタル大辞泉 「角水を突く」の意味・読み・例文・類語

角水すみず・く

角水をあてて正確に水平度を測る意から》こまかく吟味したり、わずかな欠点でもとがめたりする。〈日葡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「角水を突く」の意味・読み・例文・類語

すみず【角水】 を 突(つ)

(角水をあててわずかな高低を調べる意から) ちょっとしたことをも吟味したり、とがめだてしたりする。
※天草本平家(1592)三「ナニ ドコモ クルマデ アレバ、sumizu(スミズ) uo(ヲ) tçuite(ツイテ) ヲルルニ、ムツカシイ コトガ アラウゾ」
歌舞伎男伊達初買曾我(1753)三「さしもの源兵衛がすみづもつかずに、早々梶原に見せて」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android