角水を突く(読み)スミズヲツク

デジタル大辞泉 「角水を突く」の意味・読み・例文・類語

角水すみず・く

角水をあてて正確に水平度を測る意から》こまかく吟味したり、わずかな欠点でもとがめたりする。〈日葡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「角水を突く」の意味・読み・例文・類語

すみず【角水】 を 突(つ)

  1. ( 角水をあててわずかな高低を調べる意から ) ちょっとしたことをも吟味したり、とがめだてしたりする。
    1. [初出の実例]「ナニ ドコモ クルマデ アレバ、sumizu(スミズ) uo(ヲ) tçuite(ツイテ) ヲルルニ、ムツカシイ コトガ アラウゾ」(出典:天草本平家(1592)三)
    2. 「さしもの源兵衛がすみづもつかずに、早々梶原に見せて」(出典:歌舞伎・男伊達初買曾我(1753)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む