角水を突く(読み)スミズヲツク

デジタル大辞泉 「角水を突く」の意味・読み・例文・類語

角水すみず・く

角水をあてて正確に水平度を測る意から》こまかく吟味したり、わずかな欠点でもとがめたりする。〈日葡

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精選版 日本国語大辞典 「角水を突く」の意味・読み・例文・類語

すみず【角水】 を 突(つ)

  1. ( 角水をあててわずかな高低を調べる意から ) ちょっとしたことをも吟味したり、とがめだてしたりする。
    1. [初出の実例]「ナニ ドコモ クルマデ アレバ、sumizu(スミズ) uo(ヲ) tçuite(ツイテ) ヲルルニ、ムツカシイ コトガ アラウゾ」(出典:天草本平家(1592)三)
    2. 「さしもの源兵衛がすみづもつかずに、早々梶原に見せて」(出典:歌舞伎・男伊達初買曾我(1753)三)

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