解き乱る(読み)ときみだる

精選版 日本国語大辞典 「解き乱る」の意味・読み・例文・類語

とき‐みだ・る【解乱】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙ときみだす(解乱)
    1. [初出の実例]「か黒し髪を 真櫛もち ここにかき垂れ 取り束ね 上げても巻きみ 解乱(ときみだり) わらはになしみ」(出典万葉集(8C後)一六・三七九一)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙 [ 一 ]に同じ。
    1. [初出の実例]「その御前に我も紐ときみだれても見え奉り給はず」(出典:栄花物語(1028‐92頃)もとのしづく)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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