コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

膠結作用 こうけつさよう cementation

翻訳|cementation

2件 の用語解説(膠結作用の意味・用語解説を検索)

岩石学辞典の解説

膠結作用

多孔質の破砕質の岩石の間隙を充填する作用で,石化作用の重要な過程として認識されていた[Playfair : 1802].砕屑堆積物の粒子間の孔隙に鉱物質が沈澱して粒子を結合する現象で,その結果堆積物は堆積岩になる[片山ほか : 1970].

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

膠結作用
こうけつさよう
cementation

軟らかい未固結の堆積(たいせき)物から硬い堆積岩に変わる過程(続成作用)のうちの作用の一つ。セメント化ともいう。離れ離れの状態にある礫(れき)や砂などの構成粒子が、それらのすきまに沈殿する鉱物成分によって結び付く現象。その沈殿物を膠結物質といい、それには炭酸カルシウム、シリカ(二酸化ケイ素)、酸化鉄などがある。これらの物質は、堆積物の沈積と同時に含まれるか、あるいは堆積物中にのちに循環水に溶けて運ばれてきて、堆積物が埋没して温度が上昇するにつれて、構成粒子間に沈殿する。この作用の結果、堆積物の空隙(くうげき)率は減少し、堆積物は固結して硬くなり石化する。[斎藤靖二]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

膠結作用の関連キーワード多孔質鉱染作用ケース・ハードニングラテリトイド多源オポカフェノクラスト陥没性泡状流二次脱ガラス化作用ポレナ岩

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone