デジタル大辞泉 「觳觫」の意味・読み・例文・類語 こく‐そく【×觳×觫】 [ト・タル][文][形動タリ]びくびくするさま。死を恐れるさま。「―たる畜類の歩みなどを見ては」〈露伴・連環記〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「觳觫」の意味・読み・例文・類語 こく‐そく【觳觫】 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 牛が殺されるために引かれていくとき、それを知って恐れて動こうとしないさま。転じて、恐れおののくさま。死を恐れるさま。[初出の実例]「試問火攻兼二水飲一、如今觳觫孰関レ情」(出典:玩鴎先生詠物百首(1783)泥塑牛)「觳觫(コクソク)たる畜類の歩みなどを見ては」(出典:連環記(1940)〈幸田露伴〉)[その他の文献]〔孟子‐梁恵王・上〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例