言に足らず(読み)いうにたらず

精選版 日本国語大辞典 「言に足らず」の意味・読み・例文・類語

いう【言】 に=足(た)らず[=足(た)りない]

  1. 特に述べたてるほどの値打、必要がない。とりたてて言うほどのこともない。言うまでもない。
    1. [初出の実例]「一人直召称然之由不参、勿論不言也」(出典玉葉和歌集‐安元三年(1177)正月二二日)
    2. [その他の文献]〔耶律楚材‐和景賢詩〕
  2. 言葉ではうまく言い表わせない。何とも言いようがない。それほどひどいの意に用いる。
    1. [初出の実例]「不足言之姧犯之状也」(出典:高野山文書‐(年月日未詳)(鎌倉)阿氐河庄下司非法停止陳状)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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