精選版 日本国語大辞典 「言問・事問」の意味・読み・例文・類語
こと‐と・う ‥とふ【言問・事問】
〘自ハ四〙
① ものをいう。口をきく。
② 話をする。ことばをかける。また、愛のことばをかわす。
※万葉(8C後)四・六〇二「夕さればもの思ひまさる見し人の言問(こととふ)姿面影にして」
③ たずねる。質問する。
④ おとずれる。訪問する。やってくる。
※後撰(951‐953頃)春上・七八「年をへて花のたよりに事とはばいとどあだなる名をや立ちなん〈兼覧王〉」
こと‐とい ‥とひ【言問・事問】
[1] 〘名〙 (「ことどい」とも) たずねとうこと。ともにかたること。また、睦(むつ)まじくことばをかわすこと。
※万葉(8C後)五・八八四「国遠き道の長てをおほほしく今日や過ぎなむ己等騰比(コトドヒ)もなく」
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