①のミヤコドリ科ミヤコドリと②のユリカモメとは、冬鳥で、水辺に棲み、くちばしとあしが赤いという点で共通するが、体色、体形、食物等は異なる。②の挙例「伊勢物語」の描く体色はユリカモメに照応し、「八雲御抄‐三」の「城鳥 すみだ川ならでも、ただ京近き河にも有。白とりのはしあかき也」という記述もそう解していると見られる。
出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...