言舌(読み)ゴンゼツ

デジタル大辞泉 「言舌」の意味・読み・例文・類語

ごん‐ぜつ【言舌】

物を言うこと。物言い弁舌
「尤も片頰腫れ上られ居り候えば、―も甚ださだかならず」〈芥川・糸女覚え書〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「言舌」の意味・読み・例文・類語

ごん‐ぜつ【言舌】

  1. 〘 名詞 〙 ものを言うこと。ものいい。弁舌。げんぜつ。
    1. [初出の実例]「ヲンミノ カンロワ マコトニ gonjetuo(ゴンゼツヲ) モッテ ノブル トコロニ アラズ」(出典:コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android