言触草(読み)いいふれぐさ

精選版 日本国語大辞典 「言触草」の意味・読み・例文・類語

いいふれ‐ぐさいひふれ‥【言触草】

  1. 〘 名詞 〙 言いふらす材料。うわさのたね。
    1. [初出の実例]「凡草といへる事、草木に限らず、或はことぐさ、或はいひふれぐさなどいひて、物の種となる事をば、皆草といふ文字を云なり」(出典:蔵玉集(室町))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android