言違う(読み)イイチガウ

デジタル大辞泉 「言違う」の意味・読み・例文・類語

いい‐ちが・う〔いひちがふ〕【言(い)違う】

[動ワ五(ハ四)]言い違える」に同じ。「言づてを―・わないようにする」
[動ハ下二]いいちがえる」の文語形

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精選版 日本国語大辞典 「言違う」の意味・読み・例文・類語

いい‐ちが・ういひちがふ【言違】

  1. [ 1 ] 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙
    1. 言いまちがえる。言いたがう。
    2. 互いに言い交す。
      1. [初出の実例]「是かれ、すき事いひちがふ宰相の中将など」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行下二段活用 〙いいちがえる(言違)

こと【言】 違(たが)

  1. 先に言ったことと食い違う。話が合わない。
    1. [初出の実例]「しかじか問ひ侍りつれば、ことたがへつつ、そら事のやうに申し侍りつるを」(出典:源氏物語(1001‐14頃)浮舟)

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