託ち寄す(読み)カコチヨス

デジタル大辞泉 「託ち寄す」の意味・読み・例文・類語

かこち‐よ・す【託ち寄す】

[動サ下二]無理に関係づけて言う。こじつける。
「いかにしてあしたのまをも―・せてあかぬ名残をしばし留めん」〈夫木・一九〉

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精選版 日本国語大辞典 「託ち寄す」の意味・読み・例文・類語

かこち‐よ・す【託寄】

  1. 〘 他動詞 サ行下二段活用 〙 何かにむりに関係づけて言う。こじつける。かこつける。
    1. [初出の実例]「夏の夜の月はほどなく明けながらあしたのまをぞかこちよせける」(出典:班子女王歌合(893頃))

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