訛り散らす(読み)なまりちらす

精選版 日本国語大辞典 「訛り散らす」の意味・読み・例文・類語

なまり‐ちら・す【訛散】

  1. 〘 自動詞 サ行四段活用 〙 訛り声でどなりちらす。また、訛りの多い言葉で、しゃべりちらす。
    1. [初出の実例]「徒士・若党も刀の威光、銀拵へも胡散成、なまりちらして帰りしが」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ビャンビャン麺

小麦粉を練って作った生地を、幅3センチ程度に平たくのばし、切らずに長いままゆでた麺。形はきしめんに似る。中国陝西せんせい省の料理。多く、唐辛子などの香辛料が入ったたれと、熱した香味油をからめて食べる。...

ビャンビャン麺の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android