威光(読み)イコウ

デジタル大辞泉 「威光」の意味・読み・例文・類語

い‐こう〔ヰクワウ〕【威光】

人をおそれさせ、従わせる力や勢い威勢。「親会社威光を笠に着る」
[類語]権威威厳威信威名いめい威望名望威風威力権力勢威ちから物物しい厳めしいおごそ厳粛粛粛厳然森厳荘厳荘重重厚重重しい厳として重量感どっしりずっしりずしりずしっとどっかとがっしり重み広量堂堂大度太っ腹マッシブ存在感睥睨へいげい厳しい厳格厳重厳酷厳正冷厳峻厳しゅんげん峻烈しゅんれつ苛酷険しい辛辣しんらつ粛然貫禄威徳尊厳威儀重圧すご脅威威圧威風堂堂威容偉容英姿雄姿勇姿仰仰しいご大層息が詰まる大風呂敷を広げる

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精選版 日本国語大辞典 「威光」の意味・読み・例文・類語

い‐こうヰクヮウ【威光】

  1. 〘 名詞 〙 人がしぜんにおそれ敬い、それに従おうとするような勢いや力。権威。威勢。
    1. [初出の実例]「四には身のはだへやはらかになめらかにして威光ならびなし」(出典:観智院本三宝絵(984)下)
    2. 「大法秘法の効験もなく、神明三宝の威光もきえ、諸天も擁護し給はず」(出典:平家物語(13C前)六)
    3. [その他の文献]〔曹植‐魏徳論〕

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