試事(読み)こころみごと

精選版 日本国語大辞典 「試事」の意味・読み・例文・類語

こころみ‐ごと【試事】

  1. 〘 名詞 〙 ためすために行なう事柄。ためしにやる事柄。
    1. [初出の実例]「唐土の帝、この国の帝を、いかで謀りてこの国討ちとらむとて、つねにこころみことをし、あらがひごとをしておそり給ひけるに」(出典:枕草子(10C終)二四四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排他的経済水域

略称 EEZ。沿岸国が水産資源や海底鉱物資源などについて排他的管轄権を行使しうる水域。領海を越えてこれに接続する区域で,領海基線から 200カイリの範囲をいう。沿岸国は,水中ならびに海底と地下の天然資...

排他的経済水域の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android