精選版 日本国語大辞典 「試事」の意味・読み・例文・類語
こころみ‐ごと【試事】
- 〘 名詞 〙 ためすために行なう事柄。ためしにやる事柄。
- [初出の実例]「唐土の帝、この国の帝を、いかで謀りてこの国討ちとらむとて、つねにこころみことをし、あらがひごとをしておそり給ひけるに」(出典:枕草子(10C終)二四四)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...