試錐(読み)シスイ

精選版 日本国語大辞典 「試錐」の意味・読み・例文・類語

し‐すい【試錐】

  1. 〘 名詞 〙 地下地質を調査したり、資源を探ったりする目的で、特殊な機器を用いて地面に細く深い穴をうがつこと。ボーリング
    1. [初出の実例]「夏近き試錐も海辺櫓かな」(出典:碧梧桐句集(1916)〈喜谷六花他編〉明治四三年)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の試錐の言及

【ボーリング】より

ビットによる圧砕作用または切削作用によって,地殻に比較的小径で深い穴を掘ること。試錐あるいは掘削ともいう。石油,天然ガス,地熱などの採取を目的とする坑井の場合にはさく井ともいう。…

※「試錐」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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