詩什(読み)しじゅう

精選版 日本国語大辞典 「詩什」の意味・読み・例文・類語

し‐じゅう‥ジフ【詩什】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「什」は十の意。「詩経」の「雅」と「頌」は一〇編が一巻にまとめられ「鹿鳴之什」などと名づけられていることから ) 詩を一〇編ずつあつめたもの。詩の編章。また、詩編詩稿。〔宋史‐張洎伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「詩什」の読み・字形・画数・意味

【詩什】しじゆう(じふ)

詩十を一什とする。また、詩。〔宋史、張伝〕上(しやう)にり、或いは臣に詩什を賜ふに、(き)必ず上表し、經傳を引して以て其のを將順す。上、因りて詩を賜ひて襃美す。

字通「詩」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android