誇ろふ(読み)ホコロウ

デジタル大辞泉 「誇ろふ」の意味・読み・例文・類語

ほころ・う〔ほころふ〕【誇ろふ】

[動ハ四]《動詞「ほこ(誇)る」の未然形ほこら」に反復継続助動詞」の付いた「ほこらふ」の音変化》得意になっている。誇りとしている。
あれきて人はあらじと―・へど」〈・八九二〉

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関連語 自動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「誇ろふ」の意味・読み・例文・類語

ほころ・うほころふ【誇】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 動詞「ほこる(誇)」の未然形に、反復・継続を表わす助動詞「ふ」の付いた「ほこらふ」が変化したもの ) しきりに誇らしく思う。いつも得意になっている。
    1. [初出の実例]「しかとあらぬ ひげかき撫でて あれを除(お)きて 人はあらじと 富己呂倍(ホコロヘ)ど」(出典万葉集(8C後)五・八九二)

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