誉田宗庿縁起(読み)こんだそうびょうえんぎ

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

絵巻。3巻。大阪・誉田八幡宮(はちまんぐう)(羽曳野(はびきの)市誉田)蔵。欽明(きんめい)天皇の勅命によって誉田八幡の宗廟(そうびょう)を応神(おうじん)天皇の御陵前につくった由来と、誉田八幡大菩薩(だいぼさつ)の霊験を描いたもの。古来武家の尊崇を集めた各地の八幡宮には八幡宮縁起絵巻の存するものが少なくないが、とくに誉田八幡宮は、八幡宮の主神である応神天皇(誉田別尊)の御陵近くに建てられた宮で、武家時代の信仰がことに厚く、同時に『誉田宗庿縁起』の存在も有名である。なお本絵巻は1433年(永享5)将軍足利義教(あしかがよしのり)が当宮に寄進したもの。

[村重 寧]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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