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宗廟 ソウビョウ

7件 の用語解説(宗廟の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

そう‐びょう〔‐ベウ〕【宗×廟】

祖先のみたまや。祖先の位牌を置く所。
皇室の祖先を祭るみたまや。伊勢神宮などをいう。

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百科事典マイペディアの解説

宗廟【そうびょう】

大韓民国の首都ソウル中心部にある霊廟。歴代朝鮮王朝の王と王妃などの位牌を祀った霊廟(れいびょう)で,初代太祖に始まり,国家の基礎を固めた第3代太宗,ハングル文字を制定した第4代世宗などが祀られている。

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世界遺産情報の解説

宗廟

宗廟は、韓国ソウル特別市に所在する朝鮮王朝の祖先祭祀場。朝鮮王朝が歴代国王と王妃、そして追尊された王と王妃の位牌を祈り、祭祀を執り行った場所です。1995年ユネスコ世界文化遺産に登録されました。李成桂の漢陽(ソウル)遷都の年である1394年12月に着工し、翌1395年9月に完成。しかし、1592年日本軍のソウル占領によって破壊され、1608年に再建されました。現在、毎年5月に全州李氏一族があつまる宗廟祭礼祭が行われています。この儀式は、世界無形文化遺産にも登録されています。

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世界遺産詳解の解説

そうびょう【宗廟】

1995年に登録された韓国の世界遺産文化遺産)で、首都ソウルにある李氏朝鮮の祖先(歴代の王)の霊廟。朝鮮王朝の建国者であるイ・ソンゲ(李成桂、太祖)が当時の漢陽(現在のソウル)に遷都した1394年の12月に建設を開始し、翌年9月に完成したといわれている。1592年の文禄の役壬辰倭乱豊臣秀吉の第一次朝鮮出兵)で秀吉の軍勢に漢陽が占領された際に焼失したが、1608年に再建された。宗廟には、歴代の王を祀る正殿、神位が増えたために別廟として建設した永寧殿、83人の功臣を祀る功臣堂のほか、斉室、典祀庁、楽工庁があり、現在も、毎年5月に王族の李氏の子孫である全州李氏一族によって祭祀が営まれている。宗廟は韓国の史跡125号にも指定され、宗廟祭礼と宗廟祭礼楽は2001年に、ユネスコの無形遺産に選定されている。◇英名はJongmyo Shrine。宗廟は韓国語でチョンミョと発音する。

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世界大百科事典 第2版の解説

そうびょう【宗廟 zōng miào】

中国において,祖先の位牌をまつる建物。天子については宗廟(または太廟)といい,それ以下の階級については家廟(または祠堂)という。その営建は殷代にまでさかのぼる。都城を営むとき,まず宗廟を造り次に厩舎(きゆうしや)(馬小屋)と武器庫を造り,最後に居室を造ると言われるごとく(《礼記》曲礼篇),宮城のなかで最も重要な建築。宗廟の崩壊は国家の滅亡にほかならず,〈宗廟社稷(しやしよく)〉(社稷は土地と穀物の神)は国家の代名詞にも使われた。

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大辞林 第三版の解説

そうびょう【宗廟】

祖先、特に君主の祖先の霊をまつった建物。みたまや。
国家。

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世界の観光地名がわかる事典の解説

そうびょう【宗廟】

韓国の首都ソウルにある、李氏朝鮮王朝の歴代の王と王妃と功臣の位牌が祀られ、祭祀が行われている廟堂。1395年に、朝鮮王朝の始祖である太祖李成桂により建てられた。正殿には太祖をはじめ歴代の19人の王と王妃が、永寧殿には16人の王・王子と王妃が、功臣堂には83人の功臣が祀られている。現在も、毎年5月に全州李氏宗家によって祭祀が行われている。◇「チョンミョ」とも読む。宗廟正殿は国宝第227号、永寧殿は宝物第821号に指定されているほか、世界遺産(文化遺産)に登録されている。

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世界大百科事典内の宗廟の言及

【后土祠】より

…后土は皇天に対する語で,地祇(ちぎ),皇地祇ともいう。天と地のまつり(郊祀(こうし))と祖先のまつり(宗廟(そうびよう))とは旧体制の中国において最重要の国家祭祀であった。后土のまつりも古代から行われたが,長らく欠けたままになっていたので,漢の武帝は山西省の汾陰(ふんいん)に后土祠を建てて復活させた。…

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