誓願寺門前町(読み)せいがんじもんぜんまち

日本歴史地名大系 「誓願寺門前町」の解説

誓願寺門前町
せいがんじもんぜんまち

[現在地名]秋田市旭南(きよくなん)二丁目の一部

寛文三年(一六六三)の外町屋敷間数絵図(秋田県庁蔵)によれば、拾人衆(じゆうにんしゆう)町と城(じよう)町の間の小路を西に入ると、突当りが誓願寺で、小路を南北に挟んで誓願寺門前がある。屋敷割はなされていない。

「天保七申年二月十一日寺社方御役所より書抜拝領」(誓願寺文書)に享保七年(一七二二)五月九日の「覚」として町の特色が示されている。「誓願寺門前拾六間(軒)」のうち修験大頭支配の修験一人を除き「統て誓願寺支配」の者で、一五人のうちから丁(町)代・年寄を立て「御触事申渡候も誓願寺より申渡、願之儀も誓願寺へ申立、何そ出入等有之節は誓願寺御奉行へ申上候」と町内の裁量は認められない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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