精選版 日本国語大辞典 「語寄」の意味・読み・例文・類語 かたりよらし【語寄】 〘 連語 〙 ( 動詞「かたりよる(語寄)」に助動詞「らし」の付いた「かたりよるらし」の変化した語か ) (人々が)寄り集まって語っているらしいの意か。一説に、言い寄るらしいの意。[初出の実例]「妹なろが使ふ川津のささら荻あしと人言加多里与良斯(カタリヨラシ)も」(出典:万葉集(8C後)一四・三四四六)語寄の補助注記「よらし」は「良らし」で、夫婦仲がよいとする説、評判がよいとする説、「かたりよらまし」の変化したもので、言い寄りたいの意とする説などがある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例