精選版 日本国語大辞典 「読み据う」の意味・読み・例文・類語
よみ‐す・う【読据・詠据】
- 〘 他動詞 ワ行下二段活用 〙
- ① 読んでしっかりと理解する。全体を危なげなく読みくだす。
- [初出の実例]「かけりとも、えよみすゑがたかるべし」(出典:土左日記(935頃)承平五年一月一八日)
- ② しっかりと歌の中に詠み入れる。
- [初出の実例]「必ずしもよみすへねども自ら知らるる文字もあり」(出典:無名抄(1211頃))
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...