よみ‐にく・い【読難】
- 〘 形容詞口語形活用 〙
[ 文語形 ]よみにく・し 〘 形容詞ク活用 〙 - ① 文字や文章などが、読むのに苦労する。読みとるのがむずかしい。
- [初出の実例]「仮名に書たるも、猶よみにくき程のことばを」(出典:愚管抄(1220)二)
- ② 歌をつくるのに苦労する。歌を詠むのがむずかしい。
- [初出の実例]「禁中にて懐旧といふ題出でたりつるに、何ともよみにくしとあれば」(出典:咄本・醒睡笑(1628)五)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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