談経(読み)だんけい

普及版 字通 「談経」の読み・字形・画数・意味

【談経】だんけい

経書の義を論ずる。宋・楊万里〔蜀士張之源の二子の~西帰するを送る〕詩 大兒は十二、氣已に老す 句を覓(もと)め經を談じて、人倒す

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の談経の言及

【説話】より

…宋・元代の小説の種本とおぼしい《酔翁談録》には,当時の小説の題目107種が列挙されており,また明代の《清平山堂話本》や《三言》は,宋・元代の小説の話本をもとに改作したものである。説経,または談経,唐代の俗講に由来するもので,〈仏書の演説〉を内容とし,これにはさらに禅問答のまね事である〈説参請〉,滑稽を主とする〈説諢経(せつこんきよう)〉が含まれる。講史書は,三国史,五代史などの長編の歴史物語で,その筆録をとくに〈平話〉といった。…

※「談経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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