諸経要集(読み)しょきょうようしゅう(その他表記)Zhu-jing yao-ji

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「諸経要集」の意味・わかりやすい解説

諸経要集
しょきょうようしゅう
Zhu-jing yao-ji

中国,唐の律宗 (南山宗) の僧,道世 (?~683) の著。 20巻。仏教典籍なかから,特に善悪行為とそれに対する報いについて抜き出して,30部に分類し整理した書物。仏教文献を検索するのに便利な書物である。同著者による,同範疇に属する書物に『法苑珠林』 (100巻) がある。

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