講釈師見て来たような嘘を言う(読み)こうしゃくしみてきたようなうそをいう

精選版 日本国語大辞典 の解説

こうしゃくし【講釈師】 見(み)て来(き)たような嘘(うそ)を=言(い)う[=つく]

  1. 講釈師がまるで自分で見てきたような口ぶりで、政談軍記、かたき討ちなどを語るさまをいう。
    1. [初出の実例]「講釈師(カウシャクシ)見て来たやうにうそをつきッ。講釈のうそッつきやい」(出典:滑稽本・一盃綺言(1813))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android