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軍記 グンキ

デジタル大辞泉の解説

ぐん‐き【軍記】

戦争を題材として記述した書物。戦記。軍書。
軍記物」「軍記物語」の略。

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百科事典マイペディアの解説

軍記【ぐんき】

戦記物語とも。戦乱を主題としてある一時代を扱った叙事文学。歴史文学。〈歴史物語〉と異なって,武士の登場とそれによる動乱を主題とする。平安時代の《将門記》《陸奥話記》等を先駆とし,中世の《保元物語》《平治物語》《平家物語》《源平盛衰記》《承久記》《太平記》《明徳記》等をさす。
→関連項目清良記戦争文学

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世界大百科事典 第2版の解説

ぐんき【軍記】

日本古典文学の一つのジャンルで,西洋の叙事詩,武勲詩に当たる。摂関家である九条家の出身で,延暦寺の座主(管長)にも就任した慈円は,その史論書《愚管抄》に,《大鏡》などの〈歴史物語〉について,〈ソレハミナ,タダヨキ事ヲノミシルサント〉したもので,保元の乱(1156)以後の武者の世を描きえないと記している。この武者の登場による動乱を作品の主題とするのが〈軍記〉である。〈軍記物〉〈軍記物語〉〈戦記〉〈戦記物〉〈戦記物語〉とも呼ばれるが,いずれの名称も新しく,明治以後の用語である。

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大辞林 第三版の解説

ぐんき【軍記】

戦争や合戦の模様を記した書物。戦記。軍書。
「軍記物語」「軍記物」の略。

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