講釈師(読み)コウシャクシ

デジタル大辞泉 「講釈師」の意味・読み・例文・類語

こうしゃく‐し〔カウシヤク‐〕【講釈師】

軍談講談講釈職業とする人。講談師軍談師太平記読み。「講釈師見てきたような嘘をつき」
[類語]落語家咄家・漫才師・講談師・浪曲師

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「講釈師」の意味・読み・例文・類語

こうしゃく‐しカウシャク‥【講釈師】

  1. 〘 名詞 〙 講談や軍談の講釈を職業とする人。講談師。講師。講釈。釈師。講釈家。講釈屋。
    1. [初出の実例]「軍書にも今の心を取講尺師」(出典:雑俳・続真砂(1730))
    2. 「講釈師(カウシャクシ)の黄色なる声、玉子玉子の白声」(出典:談義本・根無草(1763‐69)前)

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