謹密(読み)きんみつ

精選版 日本国語大辞典 「謹密」の意味・読み・例文・類語

きん‐みつ【謹密】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 慎重で精密なこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「然ども謹密に過ぎ候へば、筆墨粘渋にして潤色生じ不申候」(出典:随筆・玉洲画趣(1790))
    2. [その他の文献]〔墨子‐号令〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「謹密」の読み・字形・画数・意味

【謹密】きんみつ

つつしみ深く、手ぬかりがない。〔漢書、史丹伝〕丹~貌は儻(たうたう)(大まか)にして備はらざるが(ごと)きも、然れども心は甚だ密なり。

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