譏議(読み)きぎ

精選版 日本国語大辞典 「譏議」の意味・読み・例文・類語

き‐ぎ【譏議】

  1. 〘 名詞 〙 そしって論議すること。欠点をあげて非難すること。そしり。
    1. [初出の実例]「時脇尊者聞諸譏議。因謝時人」(出典正法眼蔵(1231‐53)行持)
    2. 「軽々しくなにくれと譏議するは」(出典:駿台雑話(1732)一)
    3. [その他の文献]〔楊惲‐報孫会宗書〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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