警棒(読み)ケイボウ

精選版 日本国語大辞典 「警棒」の意味・読み・例文・類語

けい‐ぼう【警棒】

  1. 〘 名詞 〙 警察官が携帯する棒。攻撃、また護身の具とするもの。
    1. [初出の実例]「警官は〈略〉警棒で学生たちの頭を、肩を、背中を殴った」(出典:火の鳥(1949‐53)〈伊藤整〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の警棒の言及

【サーベル】より

…こうしたことから,軍人や警察官をさげすんだ語として使われ,さらにそれが腰に吊られてぶらぶらしているというので,ぶらぶら歩きの意にも用いられた。第2次大戦後は自衛隊,警察ともにサーベルの使用を廃止し,警察官は短い警棒を携帯して,護身・攻撃の具としており,その使用等については国家公安委員会規則によって規制がなされている。刀剣【西村 潔】。…

※「警棒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む