譬ひ(読み)タトイ

デジタル大辞泉 「譬ひ」の意味・読み・例文・類語

たとい〔たとひ〕【×譬ひ/喩ひ】

例え」に同じ。
累代の―にもやならんとて」〈宇津保・吹上上〉

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精選版 日本国語大辞典 「譬ひ」の意味・読み・例文・類語

たといたとひ【譬・喩】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「たとう(譬)」の連用形名詞化 ) =たとえ(譬)
    1. [初出の実例]「見苦しき事多く、累代のたといにもやならん」(出典:宇津保物語(970‐999頃)吹上上)

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