譬え(読み)たとえ

精選版 日本国語大辞典 「譬え」の意味・読み・例文・類語

たとえたとへ【譬・喩】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「たとえる(譬)」の連用形名詞化 ) 異質の物事類似点をとらえ、連想させること。また、わかりやすく引きあいに出した語句引用の例。たとしえ。
    1. [初出の実例]「宇治人の譬(たとへ)の網代吾ならば今は寄らまし木屑(こつみ)来ずとも」(出典万葉集(8C後)七・一一三七)
    2. 「古への世のたとへにも、さこそはうはべにははぐくみげなれと、らうらうじきたどりあらむも賢きやうなれど」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若菜上)

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