譬ゆ(読み)たとゆ

精選版 日本国語大辞典 「譬ゆ」の意味・読み・例文・類語

たと・ゆ【譬・喩】

  1. 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段動詞の「たとふ」から転じて、室町時代頃から用いられた語。多くの場合、終止形は「たとゆる」の形をとる ) =たとえる(譬)
    1. [初出の実例]「陽を竜に譬ゆる程に陰を馬にたとゆるぞ」(出典:土井本周易抄(1477)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android