谷中生姜(読み)ヤナカショウガ

デジタル大辞泉 「谷中生姜」の意味・読み・例文・類語

やなか‐しょうが〔‐シヤウガ〕【谷中生×姜】

葉生姜品種一つ。芽の根本が赤く、初夏に出荷される。江戸期に谷中の特産品だった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の谷中生姜の言及

【ショウガ(生姜)】より

…おろしたり刻んだりして薬味,吸口などに広く用い,薄切りにしたものは梅酢につけて紅ショウガにするほか,甘酢につけたものをすしに添え,あるいはそのまま砂糖漬にしたり,魚や肉の煮物に加えたりする。葉つきショウガは谷中ショウガとも呼ばれ,そのまま,あるいは焼いてみそをつけて食べる。また,酢どりショウガにして焼物などのあしらいにするが,これは葉の付け根にあるアントシアン系の色素が酢によって発色するため紅色を呈している。…

※「谷中生姜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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