豊寿く(読み)トヨホク

デジタル大辞泉 「豊寿く」の意味・読み・例文・類語

とよ‐ほ・く【寿く/祝く】

[動カ四]後世は「とよほぐ」》よろこび祝う。祝福する。
「―・き寿もとほまつり来し御酒みきぞ」〈・中・歌謡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「豊寿く」の意味・読み・例文・類語

とよ‐ほ・く【豊寿・豊祝】

  1. 〘 他動詞 カ行四段活用 〙 ( 後世は「とよほぐ」。「とよ」は美称 ) ほめたたえ祝う。祝福する。
    1. [初出の実例]「少名御神の 神寿(かむほ)き 寿き狂ほし 登余本岐(トヨホキ) 寿き廻(もとほ)し 献り来し御酒ぞ」(出典古事記(712)中・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android